祖母の家で掃除機をかけていた時のできごと。その時、祖母の家に1週間ほどいて、家事も仲良くはんぶんこして、掃除機の係は私でした。
自分の家じゃないから、あまり細々したところは触らず、サッと掃除機をかけるのだけど、気がついたところをプラスアルファで掃除するように心がけていました。心がけている、と書いたが、気の向くままに行う、が正しいかもしれません。なんせ、気づいたところをおまけで掃除するのが、なんだか楽しくって。
その日は、掃除機のノズルを取り替えて、ガラス戸の隙間や壁や天井なんかを掃除しました。壁とかって、本当にすぐほこりがたまりますよね。掃除機を発明した人はすごい。ぐんぐんほこりが吸えて気持ちがいい。みるみるきれいになりました。
楽しくておもしろくて、ぐんぐん掃除がはかどっていた私は、熱中し、集中し、もうるんるんでした。ふと後ろを振り返ると、とても喜び顔の祖母。あぁ、少しくらい役に立ててるんだな、と嬉しくなりました。
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で、掃除しながらふと考えます。
世の中には、細かい変化に、気づく人と気づかない人がいます。気づく人、案外少ない。私はほとんどの場面で、気づかない人なので、気づく人ってすげぇなぁーっていつも尊敬してしまいます。
身近な人で、気づく人。それは母です。
母は、なんでも気がつく。洗面所の鏡を少し拭いただけで気づくし、玄関を掃いただけでも気がつく。なんでかなぁって考えてみました。
気がつく人は、細かいところまで普段から気を配っている！！！
いつもの状態なり、いつもの様子をちゃんと見ているからこそ、変化に気づくことができるのでしょう。
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私は、友だちが髪を切っても気づかないタイプ。ロングからショート！とかならわかるけど、髪色が変わったりなんかは本当に疎くてよく怒られちゃう。挙げ句の果てに、前髪切った？って、切ってないのに言ってしまうことも多々あり、やっぱり怒られて。
興味がないからでしょ、と言われたことがあります。半分くらい間違いではないと思います。ファッションとかに疎いから。好きだけどね、おしゃれするのは。
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とにかく、普段の様子を、ちゃんと気をつけて見て、気を配って、そんなふうになってこそ、変化に気づけるのだでしょう。興味がない、なんてそんな味気ないの嫌。興味がないんじゃない！！見てるところが違うだけだ！！と思いたい。外面じゃなくて内面を見てるのだ！！！と。笑
そうだ、そうだよきっと。
見えないところに気づく人になりたい。
